盤は現代の実地形である
渋谷のスクランブル交差点も、関ヶ原の尾根も、実際の起伏と川と建物から起こしてある。高地は見晴らし、川は渡れる所でしか渡れない。
THE BOARD
下の札を押せば、実際に戦われた一局が本番の盤の上で動き出す。動画ではない ―― 客が触っているのは、開戦すれば同じように動く盤そのものである。
THE WORLD
盤の理は、現実の合戦の理に寄せてある。地形も、糧も、見えなさも、ここでは飾りではない。
渋谷のスクランブル交差点も、関ヶ原の尾根も、実際の起伏と川と建物から起こしてある。高地は見晴らし、川は渡れる所でしか渡れない。
将には統率と知略があり、受け取れる下知の量が違う。呑み込めぬ命は切り落とされる ―― 賢い将ほど、込み入った策を託せる。
「幸村のところへ加勢に行け」で通じる。呼び名でもよい ―― 孔明、如水、平八郎。読めなければ将が問い返す。
考えている間も兵は歩き、糧は減る。天気は変わり、風向きは火計の可否を決める。画面を閉じても戦は進む。
霧の向こうの敵は数も分からない。旗を増やして多く見せる将も居る。あなたが見ているのは戦場ではなく、あなたに届いた報せである。
兵は立っているだけで糧を食う。囲まれた城には田からも後方からも荷が入らない ―― 兵糧攻めは絵空事ではない。
HOW IT GOES
覚える操作は無い。書いて、放って、戦況を読む ―― それだけである。
一
盤を選び、将を配る。開戦を宣するまで時は止まっている ―― ここだけはゆっくり考えてよい。
二
「@織田信長 宮益坂へ進め」あるいは素の名で。伝令には限りがあり、一度に何もかもは命じられない。
三
盤に交戦の札が立ち、優劣が色で分かる。届く報せは己の目に映った分だけ ―― そこから次の一手を決める。
BATTLEFIELDS
いずれも実際の地形・実際の起伏から起こしてある。同じ策が、地形が変われば通らない。
THE GENERALS
戦国も三国も、ナポレオン期も蒙古も、同じ盤に立つ。顔を持たぬ将には電脳の似姿が立ち、名と兵科だけが先に届く。
BETA
この陣はまだ試している最中である。招いた者だけを入れているのは、盤が言葉をどう読み違えるかを集めるため ―― あなたが打つ下知の一つ一つが、次の盤を賢くする。
火計も調略も、いまは席を持たない。純粋な用兵の戦である。
思ったとおりに動かなかったら、それが最も値打ちのある報せである。遠慮なく打ち直されたし。
立て直せば戦っている局は消える。落ちることもある ―― そういう陣だと承知の上で来られたし。
「何をしたかったのに、できなかったか」。答えたくなければ飛ばしてよい。
打った下知の文は盤の改良のため控える(名は控えに書かない ―― 「ここまでを送る」を押した局の写しを除く)。残るのは文と盤の読みだけである。 本名も連絡先も預からない ―― 詳しくは札の面に記す。